三輪明神御神水2011/02/01

タルイ工房 新ネコ日記 凛蔵
あっという間に2月突入〜〜。
あと一ヶ月寒さに耐えれば3月だ〜。


さて先日、高校の美術部以来の友人と飲んだ。
高校時代から絶えず、ず〜っと付き合いがあるので
かれこれ30年くらいになるのかな。

「お土産です」
と言って包みをくれた。

「どこ行ったの?」

「奈良のほうです」

包みから出てきたのは500mlのペットボトル。

『三輪明神 御神水』とラベルに書いてある。

「三輪明神の水です。日本最古の神社といわれています。」

奈良県の三輪山をご神体として祀っている神社がある
というのは何となく知っていた。
そこの深井戸水だそうだ。

「で、これは飾っておけば良いの?飲めばいいの?」

「墨をすってください。」

聞けば三輪明神の御神水は古来万病に効くと言われ
薬を作るのに使ったり、
書道家が墨をするのに使ったり、
ありがたいお水なんだそうだ。

素晴らしい。

実際(墨画の師匠からは聞いたことがないけど)
鈴鹿墨の墨匠伊藤さんの話によると
墨は水道水よりミネラルウォーターなどですったほうが
良いそうなのだ。

この御神水ですった墨で描いたら
良い絵がかけるかどうかは判らないが、
2010年同様チビシイであろう2011年の年頭に
とてもとても励まされたなぁ。ありがたいなぁ。

本日よりこの御神水ですった墨を使いまする。


Blog更新
久し振りにBlog 2:似顔絵Blogを更新しました。
http://taruikobo.blog102.fc2.com/

レオナルドのインテルに2011/02/02

タルイ工房 新ネコ日記、凛蔵 
アジアカップ優勝気分覚めやらぬ日本に
ビックニュースが!

左サイドバックとして攻守に獅子奮迅の活躍をした
長友佑都がインテル移籍電撃決定!

驚いた。
期限付き移籍とはいえ、
日本人選手がセリエAのトップチーム
いや、欧州のトップチーム
インテルに移籍なのだから。

F1で言ったら日本人が
フェラーリやマクラーレンに移籍するようなものだ。

インテルミラノはユベントス、ACミランと並ぶイタリアの強豪、
目下セリエA、リーグ戦5連覇中。
(今季は現在黄色信号だが。。。)
もしここでレギュラーとして活躍できたら
長友は一躍世界的プレーヤーの仲間入りだ。

さて、そのインテルなのだが、
昨年末、監督がシーズン途中で解任され、
代わってあのレオナルドが監督なのである。
鹿島アントラーズでも活躍した
あのレオナルドである。

レオナルドが日本にやってきたのは
1994年W杯アメリカ大会のすぐ後。
ちょっと力が落ちてきたベテラン選手ではない。
次の98年大会ではブラジル攻撃陣の中心選手と目されていた25歳、
バリバリの現役ブラジル代表選手だ。

もちろんジーコあってのことだけど
こんな凄い選手がまだ歴史の浅いJリーグに
来てくれるものかなと、本当に驚いた。

翌年には同じく現役ブラジル代表の
ジョルジーニョも鹿島にやってきたので
日本のサッカーファンにとってはまさに眼福の時代。

そしてレオナルドといえば
あのアイルトン・セナにとても似ていたことが
印象的だった。
甘いルックス、背恰好、醸し出す雰囲気。
そして同じブラジル人。

そもそもレオナルドはW杯アメリカ大会に
レギュラー選手として出場していたのに
肘鉄で相手選手の顔面を骨折させ
4試合もの出場停止処分を受け
ブラジル優勝の瞬間を
ピッチにもベンチにも居れなかった選手なのだ。
どんなにおっかないヤバイ男が鹿島に来るのかと思ったら
セナ似のハンサム青年風なのだから
これまた驚いたものだ。

レオナルドのプレーを見ていて
セナがF1関係者とサッカーに興じていた
写真のシーンをだぶらせた。
しみじみ似てるなぁ〜と思った。

セナがこの世に別れを告げたのが94年春。
レオナルドが日本に来たのはその年の晩夏だ。
何とも言えない不思議な感じだった。

レオナルドは足掛け3シーズンで日本を去った。
よほど鹿島や日本が居心地良かったのか、
パリ・サンジェルマンからのオファーに対して
かなり迷ったそうだ。
アントラーズ・サポーターや日本のサッカーファンに
愛されていた選手だったし。
結局、98年W杯では攻撃の要として
万全のコンディションで臨みたい
ということを最優先して鹿島を去る決断をした。
代表チームから招集される度に
日本から遠くブラジルやヨーロッパと行き来するのは
コンディションを保つのにかなりのハンデになっていたらしい。

カシマスタジアムで行なわれた送別のセレモニーで
涙ながらに日本語で挨拶をし、パリに去っていった。

長友はそのレオナルドが率いる
インテルに移籍するのだ。
活躍を期待したい。
世界的プレーヤーの仲間入りしてほしいし、
ぜひレオナルドのインテルに貢献してほしいのである。

三重県観光メディア交流会2011/02/04

タルイ工房 新ネコ日記 凛蔵
昨夜は『三重県観光メディア交流会』なるイベントにお邪魔した。

鈴鹿市観光協会のブースに、
例の日本酒「鈴鹿川」の
「轟」「軌」「颯爽」が出品されていたからだ。

会場は品川のホテルラフォーレ東京。

会場には所狭しと各ブースが立ち並び、
お客さんはメディア関係者と旅行会社だけだが
賑々しく開催された。

鈴鹿市観光協会ブースのお隣は
鈴鹿サーキットのブース。
サーキットクイーンも登場して
F1日本GP等モータースポーツや
モートピア(遊園地)の新アトラクションをアピール。

みえの国観光大使という文化人著名人が
約10名ほど登壇して紹介された。
なぜかファッションチェックでお馴染みの
ドン小西さんもいたのだが、
三重県津市出身なんだそうだ。

観光庁長官はじめお歴々のご挨拶があって
「乾杯〜〜!」
各ブースで自慢の食べ物、飲み物の試食会が始まった。

どんなブースがあるんだろうと
ブラリブラリと回ってみたら
あっという間にパンフレット等をドサドサと渡され、
あっちこっちで良い匂いはしてくるし。。。

勧められるまま、
伊賀の手作りハム、
名張市の伊賀肉、
伊勢エビのクリームコロッケ、
熊野古道薬草弁当、
サンマの押し鮨、
タコのハンバーグ、
伊勢うどん、

三重からわざわざ東京までアピールしに来てるのだから
どれもこれも美味〜〜い!

鳥羽国際ホテルのスープが美味かったなぁ〜。
秀逸、白眉!

というわけで、瞬く間に満腹状態。。。ゲフゥ〜。。。
美味しいものを食べに来たんじゃなかったんだけどな〜。

長蛇の列だった松阪牛はやめておいた。

そういえば今年の大河ドラマ「江」の
主人公江は小谷落城浅井氏滅亡から10歳くらいまで
織田信長の弟織田信包の所領
伊賀上野と津で暮らしていたということで
津市はGO〜というキャラを登場されてアピールしてた。

さて、鈴鹿市観光協会ブースでは
「轟」「軌」「颯爽」の試飲が行なわれていて
「なんで、日本酒ラベルにレーシングカーやバイクの絵?
あぁ〜なるほど、鈴鹿だからね、納得」
という具合で、
全国的に鈴鹿といったらサーキット、F1
というイメージが定着してるんだなぁと再確認。

「鈴鹿川」の清水醸造さんは
新しいお酒「作」もアピール。
よく売れているらしい。
「作」は「ザク」と読み、
ガンダムファンに大評判という噂も。。。

近所に近鉄のブースがあり、
近鉄特急のパンフレットを貰った(喜)
子供の頃、鉄ちゃんだったもので。
「いやぁ〜近鉄特急大好きなんですよ〜
鈴鹿に行く時、名古屋から乗ってます。
今度、鈴鹿墨で近鉄特急の絵を描かせてください」
などと訳のわからないことを言い名刺交換。

伊勢神宮や伊賀忍者のブースもあり、
写真を撮ってきたので後日 Blog1にて紹介します。

ホンダレーシング2011体制発表2011/02/05

タルイ工房 新ネコ日記 凛蔵
昨日、2011年ホンダ・レーシングの
参戦体制発表が行なわれた。

今回はじめて会見の模様が
ユーストリームで生配信され、
誰でもパソコンで見れるという画期的な状況となった。
というわけで、今までのように
会場から発表された情報を
携帯でモタモタと速報を送る必要もなくなった。


今年は全体的に体制が固まるのが遅れていたようで、
国内ワークス勢としてホンダが最初の体制発表となった。

まず、注目だったのは佐藤琢磨のゆくえ。
INDY CARシリーズ参戦が正式に発表された。
ずいぶん前にほぼ決まったと
どこからともなく聞こえてきていたのだが、、
より良い参戦体制を整えるために
タフな交渉になったのだろうか、
ようやく正式にKVレーシング残留が発表された。
INDY CARシリーズ参戦2年目、
さぁいよいよ正念場だ。
来季チャンピオン争いができるよう
日本人初のINDY CARタイトルが獲得できるよう
今季の活躍を激しく期待したい。

Super GTのほうは事前情報の通りで
ARTAに大きな動きがあった。
ファーマン、井出、両ドライバーが離脱となり、
代わって米国より戻った武藤と新人小林。
特に小林選手は昨年のF3 Nクラスでの速さと
ポッカGTでの走りは大いに評価されていたので
Fポンと合わせての大抜擢となった。

しっかし、これでますます全日本F3チャンピオンシップクラスの
存在感がいよいよ希薄になってしまったように思う。
Nクラスで経験を積んで結果を出せば
GT500やFポンにステップアップできるのであれば
大きな資金がかかるCクラスに参戦する必要性が
あるのだろうか?ということだ。
もちろん、F1に乗るためのスーパーライセンスは
Cクラスのチャンピオンなら発給される。
けれども、全日本F3から直接F1に上がったのは
過去にスーティルしかいない。

さて、GTの話に戻る。
チャンピオンチームの童夢をはじめ
他のホンダGT500クラス勢は昨年と同じ
ドライバーラインナップだ。


Fポンのホンダ勢は昨年と同じ4チーム6台。
一昨年のチャンピオン、ロイック・デュパルと井出が離脱、
新人小林と中嶋弟の参戦が決まった。
トヨタ勢の発表はまだだが、
欧州より帰国の中嶋一貴のトヨタ勢からの参戦が確実視されてるので中嶋兄弟がトヨタ、ホンダに別れての対決となる。
(徳川方豊臣方に別れた真田父子、兄弟みたいだな〜)

個人的に注目の山本部長は
チーム無限で1台体制だ。

ロイックのFポン卒業はまことに残念だが、
Super GTと欧州のほうが優先となるようだ。

あとはトヨタと日産の発表が待たれます。

ロバート・クビサが2011/02/07

ルノーF1のエースドライバー
ロバート・クビサが
たいへんな事になってしまった。

F1のオフ中にラリーに出場していて
高速でクラッシュ、
手、腕、脚などを骨折。
特に右手の複雑骨折が酷く、
手術は長時間におよんだという。

どの程度回復できるのか
現段階では判らないようだが、
少なくても1年間のリハビリは必要だという。
F1ドライバーとしての選手生命の危機
といっても差し支えない状態のようだ。

ルノーのエースで
将来のF1チャンピオン候補という逸材。
ナニーニのように
レースの世界に戻ってこれるよう
祈りたい。


ルノーチームもたいへんだ。
ブルーノ・セナ、グロージャン、ホーピンタン
何人もの控えドライバーを抱えてはいるが、
数戦の代役ならともかく
クビサのようなルノーのエースとして
屋台骨を支えられるドライバーは見受けられない。
今年はロータス・ルノーとして
チームとしても躍進が期待されていただけに
たいへんなことになった。

ニック・ハイドフェルドを連れてくる?


ロバート・クビサ
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嗚呼INDY JAPAN!2011/02/11

ホンダの参戦体制発表があり、
ようやく琢磨くんの今季INDY参戦が発表されたと思ったら。。。

INDY JAPAN 今年限りで開催終了だと。。。

残念、悲しい。。。


98年のCARTもてぎ初開催以来13年、
もてぎのオーバルは毎年欠かさず観てきた。

日本のモータースポーツ・ファンには
F1を最高峰とし、
アメリカン・オーバルのINDYを格下として
偏見を持つ人が少なくない。

自分もF1が最高峰であることに異存はないが
INDYも好きだし、特に偏見もなかった。

F1は金に糸目をつけず最高の技術を注ぎ込み、
最高のステイタスを求めているが、
INDYはベースボールやアメフト、NBAと同じく
まず観客が楽しめるスポーツ、
エンターテイメント性を重視している。

そもそも、由来の文化が異なるのだ。

だから、あれはあれ、これはこれ
と割り切って見てきている。


95年ころだったか、
HONDAが栃木の山奥、茂木という町に
オーバルコースを造る、という発表があった時
激しく興奮した。
続けて98年からCARTがそこで開催されることが
発表になり、
もう待ち切れなかった。
待ち切れなくて、
発表されたコース図をしょっちゅう舐めるように見て
日本初のオーバルレースを夢想した。

97年ツインリンクもてぎ完成。
11月にこけら落としとして
CARTの合同テストが行なわれることになり
もちろん友人を誘って見に行った。

生で見たIndyCar(正式にはChampCarですが)
痺れた〜。

王者ザナルディ、ジミーバッサー(現KV Racingのオーナー)、
ポールトレーシー、若手のダリオフランキッティー
F1から移籍組のフィッティパルディなどなど
(アンドレッティ父やアルアンサーJr.等超大物がいたかは忘れたが)
錚々たるメンバーが新コースをテストしていた。

テストにも関わらず、たくさんの観客が来ているということで、
CART主催者側が集まった観客のために
急遽、ローリングスタート&数周の模擬レースをやると決定、
アナウンスされた時は
さすがにエンターテイメントの国、アメリカだ〜!
じつに観客思いだと思った。

確か10台に満たない台数だったと思うけど、
初めて見た生のローリングスタート、
もちろん激しく痺れた。

98年からのCARTシリーズ公式戦、
03年からはIRLの公式戦INDY JAPAN、

13年が経った。
今年で14年目。

01、02年のCART時代が一番盛況だったと思う。
観客もスポンサーもたくさんいて、
F1に見劣りしない華やかさだった。
帰りの渋滞もすごかった。


レース内容とは関係なく
段階的に確実に観客が減り、
スポンサーも失ってきたように思う。

03年、CARTからIRLに代わって、
(CARTファンにはIRL嫌いが少なくなかった)
06年、トヨタとシボレーが撤退し、ホンダのワンメイクに、
(ワンメイクでレースは拮抗したが、やはりライバルあってこそ)
09年、それまでの春開催からF1鈴鹿と同じ秋開催に、
(F1とINDYの観客はかぶっていたと思う。
このご時世、休みをとってお金を使って両方行くのは難しい
というファンも多かったのでは?)

昨年は琢磨選手の参戦で、
観客減に歯止めがかかったように見えたのだが。。。


もてぎのアメリカン・オーバルが
いったん幕を閉じる。
あくまで「いったん」である。。。と思う。

INDYのドライバーやクルーや関係者が
またもてぎでレースしたいと思ってくれたらいいなと願う。

茂木に日本初のオーバルを造ってくれたHONDAと
CART、INDYを14年にわたり開催してくれた
ツインリンクもてぎモビリティランド、
日本で生のアメリカン・オーバルを見せてくれたことに
たいへん感謝しています。


さて、INDY JAPAN、アメリカン・オーバルは
日本のファンに受入れられたかのか?

残念ながら"否"だと思う。
もう少し、だったかな〜。

大相撲、プロ野球2011/02/14

大雪。。。

久々に雪がドサドサと積もってる@新宿区。
明日の朝はたいへんかも。


大相撲は好きだけど
日本の国技は「野球」

だと思ってます。

高速重戦車 ロナウド2011/02/15

昨夜は都内も本格的降雪。

久し振りに雪がドサドサと積もってたので、
今朝はさぞかし路面が氷結して
たいへんだろうと思ったら
快晴にして気温高く、
凍るまもなく溶けてしまっていた。

でも雪の溶けた水面を走る風は冷たい。
つまり、暖かいけど、今日も寒い。


さて、元ブラジル代表のロナウドが
ついに引退表明。

ロナウドが20歳から数年、
バルセロナやインテルにいたころは
まさに怪物FWだった。

相手DFを華麗に抜いていくって感じじゃなくて
2、3人のDFを引きずり倒して
強引にゴールする
そんな感じだった。

疾走するスポーツカーじゃなくて
高速爆走する戦車。

長いこと怪我や体調不良に泣き、
全盛期は短かった。

でもホント、凄かったなぁ〜〜。

02年W杯日韓大会、静岡エコパ、
全盛期は過ぎていたけど、
生で観れて良かった。

あの時は、ロナウジーニョに
目がいってたけど。