中国の高速鉄道2011/07/25

タルイ工房 新ネコ日記 凛蔵
中国で、新幹線ファンには(新幹線ファンでなくても)
なんとも堪え難い事故が起き
そして信じられない事故処理がなされたらしい。

追突事故が起き、追突した列車の先頭から4両が
高架橋から落ちるという大惨事。
しかも、高架橋から落ちた車両は
その場でさっさと埋めてしまったという。
ホントに埋めちゃったの?
少なくても先頭車両をユンボが砕いて
埋めている映像はテレビやネットで見た。

たったの38時間後には事故区間は開通、運転再開した。
詳しい事故調査はなされたのだろうか?
時速200kmを超える速さで走るのである。
いつまた事故が起こるか判らない。

日本の新幹線の歴史は1964年、
東京〜新大阪、約500kmを3時間10分、
最高時速210kmから始まった。
その後、岡山、博多と順次延伸、
続いて東京〜盛岡、東京〜新潟と
東北、上越新幹線が開業、
長野五輪に合わせて東京〜長野が開業、
九州の鹿児島、東北の青森まで開通したのは
今年の初めのことだ。
約2,400kmの営業運転まで47年もかかってる。

中国の高速鉄道はたった5年で8,000kmを超えたというし、
そのうちの2,000kmの区間では
時速300km超の超高速列車が走ってるそうだ。

線路とか車両とか、ハードはできるかもしれない。
でもソフトはどうなんだろう。
8,000kmもの区間の高速運転の安全を維持するための
大量の人材も短期間で揃えたのだろうか?
いつ、どこで訓練、経験を積んだんだろう。
大丈夫なんだろうか、恐ろしいことだ。

日本やドイツ、フランスの技術協力も得ているはずだ。
なのに「はやぶさ」そっくりの車両が
中国のオリジナルとして特許申請出願中だという。
ホントなの?
そんなのありか?

新幹線ファン、愕然。。。悲しい。

新幹線は速くて快適で安全、
日本の新幹線は日本の誇り。
ちょっと料金高いなぁと思うけど
中国のに比べればがまんしなきゃな、とも思う。