北方水滸伝2011/12/13

タルイ工房 新ネコ日記 凛蔵
先日も日記で話題にした北方水滸伝。
従来の水滸伝とはだいぶストーリーがちがうんだけど。。。
お話に説得力があるので、
違和感というか拒絶感なく読み進んでいる。

一番ショックなのは
108人の好漢が出そろう前に
次々と戦死者が出始めることだ。

梁山泊の勢力が拡大し
宋王朝政府が叛乱として討伐軍を繰り出し
何度か激戦が繰り広げられるのだから
頭目格の戦死者が出ないことのほうが
かなり不自然で、作り話的ではあったのだが。。。

だが、108人が梁山泊に集うまでは
どんな危険な場面でも、好漢達は死なない、
という絶対的な安心感はなくなり
何が起こるか判らない、というスリリング感が強まった。
それを例えるなら、
水戸黄門で黄門さまはないとしても、
助さん、格さん、八兵衛や由美かおるが
ピンチで命を落とすかもしれない、
という絶対的安心感の喪失といったところか。

続きがどうなるのか?気になってしょうがない
水滸伝なのである。


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