タルイ工房「NEWS」

ホンダの2013年モータースポーツ活動の
体制発表会が行なわれた。
ちょいと仕事がたまっていたので
今回は現場には行けず、ネットで生中継を見た。

まず、GTもSF（Fポン改めスーパーフォーミュラ）も
今季は伊沢選手を軸に闘う、という印象の体制。
GTではチーム国光で伊沢選手が小暮選手と組み
100号車が事実上のエース格。

昨年、ピットクルーの取材をさせていただいた
ウイダー童夢は
山本部長が加入して若きチームリーダーに。
監督も取材の際にお世話になった若い方が昇格した。
クルーも若いスタッフが多いし、
さらに若いチームになった印象。

個人的にも嬉しかったのは
IndyCar時代に4年間関わらせていただいた
Super Aguri の松浦選手が
ARTA 500クラスに昇格。
IndyCarから国内に戻ってきて
ARTAの生え抜きドライバーでありながら
後輩の武藤選手や小林選手が先に
ARTAの500クラスのチャンスを与えられていたから
さぞかし悔しい思いもあったんじゃないかと思う。
ARTA Garaiyaでの速さがようやく評価されたようだ。
ただし、ここのところ不振が続くARTA HSV-010を
立て直さなければならない。

IndyCarでは、今季で4年目の参戦になる
佐藤琢磨選手がAJ フォイトに移籍。
合わせて、昨年同様SF（Fポン）への
スポット参戦も発表された。
チーム無限はシーズン通して2台体制となり、
琢磨選手と小林選手がシートを分け合う形になるようだ。
とはいうものの、琢磨選手のSF開幕戦参戦は
なかなかたいへんなことでは。
鈴鹿でのSF開幕戦に参戦、
もちろん国内モータースポーツの盛り上げには
非常に効果的ではあるけれど、
すでにIndyCarシリーズも開幕していて
前後の週末もピッタリとIndyのレースが入っている。
北米との時差の大きさ、移動を考えると
新チームからの参戦だし、
この時期はIndyCarに集中してほしい感じがするが
老婆心でしょうか。。。


なにはともあれ
近々、トヨタ、日産の体制も発表されるだろうから
いよいよ春到来な感じだ。